3/17 富良野岳ベベルイ沢

やっぱり当たりばかり引いているとこういう事になるんだな…
ちなみにティモ=ユウキ

3/17 富良野岳ベベルイ沢(ヒロカズさん、コウくん、ユウキ)
今年は大雪、十勝など内陸の雪が全然少ない!!きっと岩見沢のせいだ。いい加減にしてください!

それでも沢の中はきっと雪まみれだ!!と信じベベルイ沢に。
本日は天候はいいが風が強いらしい。
特に午後からは天気も下りそうなのでさっさと登る。

林の中は雪も良くて気持ちいい登山そのものでした。
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が、ホコ岩まであと5分ほどの稜線で常時20超え、時に30超えかと感じる突風まで吹き出し、立って歩行することが困難になる。ヒロカズさんに俺、笑いまくっていた。

が、ここは十勝連邦。標高1700地点。
だいぶ笑えないほど寒くなってきたので撤退。
撤退するのもすでに立つことができず、張って稜線を降りる。
沢に逃げ込み皆安堵感に包み込まれていた。

後は温泉だ~と俺が沢の側壁の下で止まった瞬間、亀裂が走り、3~4メートル程上部で割れた。

雪崩た!って気づいて避けようとしたけど、止まっていたし、何より完全にスラブの上にのかっていてさけれなかった…
初めは何ともないとちょっとおもった。けどバランス崩して転んだ瞬間、一気に雪の中に体が引きづり込まれた。そこでようやくまずい!って思った。なんかもみくちゃになって、色々思い浮かぶ。「ビーコンスイッチいれたよね?」とか「みんな巻かれてないように」とか「エアーポケットってどのタイミング?」とか「もしかして死ぬのか?」とかいろいろ考えて、気づいたら右足だけ埋まってデブリの末端にでていた。
ヒロカズさんの話だと一瞬で流れてきたそうだけど、巻かれた本人は随分長く感じた。

実際切れたの破断層は幅10~15程度で深さは1メートルと深いが全体でみれば小規模な雪崩ですんだ。
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ただ沢の一番狭まった地点だったのでデブリは深い所で2~3メートルほどあった。今回は最深部ではなくはじの方に出れたし、片側の側壁だけしか切れなかったのと走路も50メートル程ですんだのがよかった。

さらに外れて埋まった俺の板もヒリカズさんが探し出してくれた。ありがとうございます!

いや本当にお恥ずかしい事にセオリー通りの雪崩だった。
ウィンドウスラブの急激な発達、前日までのサンクラスト。さらに沢に入った瞬間切れやすい雪だって気づいていた。コウくんにはそれを伝えたにも関わらず、風をようやく避けれた安堵感や、早く降りて安心したいっていう焦りで、なぜか雪崩のリスクを頭からはずしていた。
今回は小規模で良かったけど、もしもっと高い所で切れたり、両側壁から切れてきたらと思うと…


最近ちょっとあたりが多すぎて、いい思い出が多すぎて、実際油断していたと思う。雪に吸いこまれた瞬間は本当に怖かった。今だから思うけど、小規模の雪崩なのに完全埋没で流れる雪の中を体感できたし、リスクに対して甘すぎたってことも体感できたし、このタイミングでいい教訓になったと思う。

とりあえずあれだけ染みた温泉はこれっきりにしたいです。
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by timo8184 | 2012-03-17 23:40 | Photo~冬